男性は黒、紺、グレーなどでまとめることが多いと思われます。
特に秋冬は黒一色!という方も見かけます。黒は使いまわしがしやすいですし、スマートにも見えますが、落とし穴もあります。
そこに注意しないと不潔そうな印象に見られたり、アイテム自体は良いのに、なんだかだらしない感じに受け取られてしまうかもしれません。
かっこよく黒でまとめてみました!というよりも、服に無頓着だから合わせやすい黒でなんとなくまとめた。という印象になっては、残念ですよね。
こんな全身黒はモテない?清潔感と靴にがっかり
独自アンケートから、全身黒の服装で、こんな服を着てこられてがっかりした、というお話を1つご紹介します。
高校の頃の同級生と卒業してから1,2年後に久しぶりに遊ぶことになりました。
高校の時は校内で会ったときや行事のときなどはよく話したり挨拶したりしていましたが、二人ででかけたりすることはありませんでした。もちろん学校なので、制服もあります。
高校卒業後、しばらく連絡は取っていなかったのですが相手からの連絡がきっかけで軽くランチがてら遊びに行くことになりました。
しかし彼が現れてみてビックリ・・・安そうな黒いシャツ(ホコリが付きやすそうな素材、というかついてる)に黒いスキニー、先が尖った大きめの黒いブーツ。全身黒でまとめられていました。
「今日なんか、黒いね・・・。」としか声はかけられませんでした。
(20代前半/女性)
V系のファンみたいな、ロックに憧れているちょっと痛い人に見えてしまったとのこと。
男性は女性より色のバリエーションは少ないですし、合わせやすい黒を選んでいるうちに全身黒一色になってしまった!というのもわかります。
実際、黒一色でもかっこいいコーディネートになってる人はいますよね。
全身黒でモテるコーディネートを作り出すコツは?
黒はまとめるのが簡単で、選びやすい無難な色と思われがちですが、メリハリが出しづらくのっぺらぼうみたいな服装になってしまうことが多いのが難しいポイント。
- シャツならアイロンがけをしてパリっとさせる
- 大きなリブの入ったざっくりしたシルエットのニットを合わせる
- 下はスキニーでピタッと合わせる
などの工夫が必要です。ぴしっとしたホコリのついていないシャツだと、ちゃんとお手入れしている清潔感がある人なんだ、という好印象になります。
やはり女子ウケに清潔感はマスト!ほこりが付きやすい素材のものなら出かける直前にコロコロで取って綺麗な状態に。
暗い色の服は、家で見ると綺麗に見えても、外の明るい場所で見ると、すごくホコリがついていた!なんてことがよくあります。
黒系の服が多いなら、ホコリを取るクリーナーを普段からコートのポケットに入れておけば、そんな心配もなくなるかも知れません。
また社会人でお金がある方なら、お金をかけて良いブランドにすると素材感が違い、素敵に見えますね。
差し色やアクセサリーで黒を引き立たせるポイントを作ろう
ビビッドな赤や、ゴールドのアクセなどを、チラッと見せるくらいのアクセントに取り入れると良い。
グレーをサブカラーに合わせても、これならまとまります。
またその場合は、黒い服に色を差すのではなく、顔まわりなど、肌に合わせて色を使うと自然なメリハリができあがり、モテるポイントは大きく上がります。
上級テクニックですが、女子であれば小物にスタッドの入ったアイテムを取り入れるなどもグッド!
ただその場合はコンサバでしっかりまとめて、V系と勘違いされないように。
その日は結局、黒いねの一言しかかけられませんでした。
相手にファッションの心配はさせないようにしましょう…。これを指摘するのはなかなか大変。
デート中も常に気になってしまいます。
他の色も試していくことで黒を着こなしていけるように
しかしその後複数回遊んだ時に、ショッピングセンターに入りました。同じ黒の服でも野暮ったく見えないものがあり、彼にすすめました。
彼も、たまにはこういうのもいいかも、と満更でもなさそうでした。
黒だと重い印象も受けるし、これから温かい季節にもなるし、たまにはこういう青い服とかはどう?似合いそうだよ!とお薦めすると、確かに普段きないけど、いいかもね!と意外とすんなり着てくれました。
普段黒以外を着ないそうなんですが、それからは他の色も買うようになり、バリエーションが増えたそうです。
ちょっと痛い感じの黒ずくめの人から、爽やかな大学生になってくれました。
黒を引き出す色遣いをマスターすれば、もっと黒に対しての意識も変わってくるはず。
服には色の他にも、シルエット・素材感・柄のバランスが大切になってきます。
黒を活かす服装、を考えていくと全身黒コーデを選ぶときでも、男子ウケ・女子ウケを意識できるようになってくるのではないでしょうか?
全身黒のお手本モテコーデ
まとめ
日本人は黒はとても似合う色。なぜなら、日本人は髪の毛も瞳の色も黒だからです。
黒だけでなく、黒と肌色を持っていると考えて、それにあった色や風合いを探していくとうまいコーディネートが見つかりそうですね。
ぜひあなただけの黒を見つけて、シックな大人のファッションを楽しんでくださいね。